
福岡県北九州市の「焼肉福ちゃん 学研都市ひびきの店」は、2015〜2017年にカレーコンテストで3年連続優勝した看板メニューを持つ焼肉店。2026年5月、店主が指定難病の心臓疾患と診断され、長時間労働を避ける必要から営業時間を短縮せざるを得なくなり、経営が厳しくなった。その中で食品製造の工場長との出会いをきっかけに、店の味を再現したレトルトカレーを開発し、事業再建を目指す取り組みを始めている。
店主の体調という、経営努力だけではどうにもならない事情で営業を続けられなくなるのは、同じく店に立つ経営者として胸が痛む話です。看板メニューを持つ店ほど、その再現への挑戦には強い思い入れを感じます。
個人店が店主の健康問題で営業時間短縮を迫られるケースは珍しくなく、属人的な技術や味をどう引き継ぐかは業界共通の課題です。今回のようにレトルト化など食品製造技術と組むことで店舗営業に依存しない収益源を作る動きは、一つの再建モデルとして注目されます。
店舗営業が難しくなった場合、味の再現をレトルトや冷凍食品といった中食商品に落とし込み、店舗外での収益を確保するという道があります。また、工場や製造パートナーとの連携によって、個人の負担を減らしながら商品価値を維持する方法も考えられます。クラウドファンディングやEC販売を組み合わせて再建資金を集めるやり方も一案です。
石巻の給食人気メニュー「さばまっきのカレー揚げ」がイオン総菜に、学校給食とスーパーの連携事例
湖池屋、10年がかりの新製法で成形ポテト市場に本格参入
タレント松尾貴史さんのカレー店「般°若」、新メニュー投入の裏にある経営哲学
セブンカフェに新ブレンド「セレクトブレンド」、産地別に選べる“青”が登場飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食経営者のためのメディアです。無料会員になると、自分の業態を選んで関係するニュースを前に出せます。
飲食noteを続けて読んでいただいています。無料会員になると、自分の業態を選んでその業態のニュースを前に出せて、気になるタグの新着もフクタンの解説つきで受け取れます。