お好み焼きチェーンを展開するぼてぢゅうが、和カフェ業態「富士波珈琲」をリリースした。富士山を望む東京湾アクアラインの「海ほたるパーキングエリア」に出店し、生どらやきや生ドーナツといった和スイーツを提供する。インバウンドを含む海外志向の客層も意識した業態展開とみられる。既存の主力業態に加え、立地特性を生かした新業態を投入する動きとして注目される。
主力業態を持ちながら新しいカフェ業態に挑戦するのは、経営として大きな決断だったと思います。既存店の看板とは違う客層を狙う難しさも感じているのではないでしょうか。
外食企業が観光地・交通拠点といった特殊立地で新業態を試すのは近年よく見られる動きです。海ほたるのような通過型観光地は、インバウンドや家族連れなど幅広い客層が見込める一方、季節や天候による集客の波も大きい立地です。
新業態は本店ブランドとは切り離して展開し、成功パターンだけ横展開するという道もあります。逆に、立地特性を活かした限定メニューのまま留め、多店舗化を急がないという選択肢も考えられます。海外客向けの見せ方(写真映え・多言語対応)を強化する方向も検討の余地があります。