
JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは12月6日、JR中野駅西側の新改札「西改札」内コンコースにエキナカ店舗全6ショップをオープンする。「Add one to life.」をコンセプトに、駅周辺住民や通勤・通学利用者、学生らに寄り添う空間を目指す。新規出店するオーガニックベーカリー「Merci life organics」は自然由来原材料や有機食材を徹底使用し、オープン記念商品「オニオングラタンチーズピザ」(税込431円)を12月31日まで販売。1969年創業、茨城県ひたちなか市発祥のスペシャルティコーヒー「サザコーヒー」も出店し、コロンビアに自社農園を持つ。
駅という好立地に新たな商業エリアが生まれるのを見ると、自店の立地戦略や差別化について改めて考えさせられる経営者も多いのではないでしょうか。
これは鉄道会社が駅構内の商業施設開発を強化する動きの一例で、エキナカという限られた空間に高付加価値な専門店を集めることで、通勤・通学客や地域住民の消費を取り込もうとする戦略が見て取れます。大手デベロッパーによる「駅=生活の場」という位置づけの強化が進んでいる構造的背景があります。
個人店や中小チェーンにとっては、こうした大手の駅ナカ開発の動向から、商品の素材訴求や限定メニューによる差別化のヒントを得るという道もあります。また、立地に恵まれない店舗は、SNSやデリバリーを活用して「わざわざ行きたくなる店」としての独自の価値を打ち出すという選択肢も考えられます。
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