
丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスが、建築手法「BIM」をトランスコスモスと連携し導入開始した。店舗開発・建設業務の高度化が目的で、BIMデータ化やルール作成などの運用支援、人材育成プログラムの運営をトランスコスモスと共同で行う。あわせて設計会社向けに「BIM習得プログラム」の受付も開始し、パートナー企業の拡大を図る。将来的にはBIMとAIを組み合わせた店舗管理の高度化も視野に入れている。
多店舗展開を進める経営者にとって、新規出店のたびに発生する設計・施工のコストや工期のブレは悩みの種です。大手の動きとはいえ、裏側にある課題感は中小チェーンにも共通するものがあるはずです。
今回の取り組みは、外食大手が店舗開発の設計・施工・維持管理を一つのデータ基盤でつなぎ、業務効率化とコスト管理の精度向上を狙う動きの一例です。出店スピードと管理コストの両立が求められる中、デジタル技術を建築工程に取り込む流れが業界内で広がり始めていると位置づけられます。
自社で大規模なシステム投資をするのは難しくても、設計会社や施工会社がBIM対応を進めているかを確認し、見積もりや工期の透明性を高める材料として活用するという道もあります。また、店舗数が少ないうちは無理に導入せず、大手の動向を見ながら将来の出店計画に備えて情報収集を続けるという選択肢も考えられます。
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