
コロワイドによる大戸屋買収を当初否定的に見ていた筆者が、業績データをもとに評価を見直した。大戸屋ホールディングスの2026年3月期は売上高370億1600万円、営業利益21億4000万円で、買収前の2019年3月期と比べ売上・利益ともに改善。フードコート出店など新たな業態展開にも挑戦しており、効率化による魅力喪失という当初の懸念とは異なる結果が出ている。
大手に買収された老舗ブランドがどう変わっていくのか、固唾を飲んで見守っていた経営者も多いはずです。「効率化で味が落ちるのでは」という不安は、業態を問わず共感できるものだと思います。
外食業界では大手チェーンによるM&Aが相次いでおり、買収後に理念や品質がどう維持・変化するかは業界全体の関心事です。大戸屋のケースは、買収批判が必ずしも長期的な業績悪化に直結しない一例として注目されています。
買収や資本提携を検討する際、短期的な懸念だけでなく数年単位の業績推移で評価するという視点もあります。また、効率化と独自性のバランスをどう取るかは、新業態や新出店モデルへの挑戦の中で見えてくる部分もあるでしょう。
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