気温40度の「酷暑日」予報が出た際に特別サービスを打つ飲食店が増えている。老舗焼肉店は酷暑日にドリンク1杯目を無料にし、提供額が8万円分に達した日もあったが売り上げは4割増加。うどん店は猛暑日に200円引きを実施。青果店も赤字覚悟の値引き販売で行列ができ、客足が3割戻ったという。厳しい暑さで客足が遠のく中、あえて悪天候をきっかけにした割引・サービスで来店動機をつくる動きが各業態で広がっている。
猛暑で客足が鈍る中、売り上げの落ち込みに頭を抱えている経営者は多いはずです。天候のせいで諦めるしかないと感じてしまう気持ち、よく分かります。
今回のケースは「悪天候・悪条件を逆手に取った販促」という構造で、酷暑日という誰もが避けたくなる状況を来店のきっかけに変換している点が特徴です。ドリンク無料や値引きという単純な仕組みでも、話題性と実利の両方を客に提供できることが売り上げ増につながっています。
すべての業態でドリンク無料が最適とは限らず、業態や客単価に応じてサービス内容を調整する道もあります。SNSでの発信と組み合わせて話題性を高める方法や、赤字覚悟の値引きではなくポイント付与や次回来店クーポンなど収益を守りながら客足を確保する工夫を検討する道も考えられます。
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