
あきんどスシローは8月19日より、「本鮪中とろ」と「あわび1貫」を税込110円からの価格で全国のスシローで販売開始する。あわびのような高級食材を低価格帯で提供することで夏の集客を狙う。あわせて、人気No.1スイーツ「カタラーナ・グランデ」を約40%増量して展開し、満足感を高める内容となっている。回転寿司大手が高級ネタと低価格を両立させる商品戦略の一例といえる。
夏場の客足を伸ばしたいけれど、原価が気になる食材で勝負するのは勇気がいりますよね。
大手回転寿司チェーンが、あわびや本鮪中とろといった高単価に見えるネタを低価格帯に落とし込み、スイーツの増量も合わせて「お得感」を前面に打ち出す動きです。スケールメリットを活かせる大手ならではの仕入れ・販売力が背景にあると考えられます。
個店では同じ食材で価格競争するのは難しいため、期間限定・数量限定で高級食材を看板メニュー化する道や、逆にボリューム感・満足感を打ち出す看板デザートで差別化する道もあります。大手の動きを価格ではなく企画力の参考にするという視点も選択肢の一つです。