
日本のサイゼリヤは中国本土で売上高600億円を突破し、行列ができるほどの人気を集めている。過去3年間で171店舗を増やし、現地では親しみを込めて「レトルトの王」と呼ばれている。一方、同じく工場調理の食品を使っていた中国の人気外食チェーンは不正発覚で大炎上し、102店舗の閉鎖を発表した。同じセントラルキッチン方式を採用しながら、サイゼリヤは支持を維持している点が対照的な事例として報じられている。
セントラルキッチンを使っているのに、片や大炎上で店舗閉鎖、片や行列ができるほどの支持。同じ仕組みでも結果が正反対になるのを見ると、経営者としては何が明暗を分けたのか気になるところです。
中国市場では効率化のためのセントラルキッチン・工場調理の採用が進んでいますが、消費者の受け止め方は一様ではありません。価格や品質への納得感、情報開示の姿勢などによって評価が大きく分かれる構造が、この対比から見えてきます。
自店で同様の仕組みを取り入れる際には、調理工程をどこまで開示するかを検討する道や、価格と品質のバランスを明確に伝えるコミュニケーションを重視する道、あるいは手作り感を一部残して差別化を図る道など、複数のアプローチが考えられます。
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