すし居酒屋「や台ずし」などを展開するヨシックスホールディングスの株価が6日続伸した。7月18日発表の月次売上高によると、既存店売上高は前年同月比2.1%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回った。全店売上高は同9.3%増と、既存店を上回るペースで拡大している。市場ではこの数字が好材料視され、株価上昇につながった。
既存店の数字が前年を上回ったと聞くと、同じ業態で日々の売上と向き合う経営者としては素直に励まされるニュースではないでしょうか。
すし居酒屋という比較的裾野の広い業態で既存店売上がプラスに転じたことは、外食全体の客足回復や単価上昇の流れを映す一つの指標として市場に受け止められています。全店売上の伸びが既存店を上回っている点は、出店による規模拡大も引き続き寄与していることを示しています。
自店の既存店売上を業界平均や競合の動向と照らし合わせて確認してみるという方法や、客単価アップと客数増のどちらが数字を押し上げているかを分解して分析するという道もあります。また、新規出店と既存店強化のバランスをどう取るか、改めて検討する材料にする考え方もあるでしょう。