ステーキ店チェーンのブロンコビリーは2026年12月期上半期(1〜6月)決算で、売上高164億74百万円(前年同期比12.9%増)、営業利益19億29百万円(同57.5%増)、純利益12億89百万円(同53.3%増)を計上。既存店売上高は前年比107.7%と好調で、通期の純利益予想を従来比6億円上方修正し前期比32%増の26億円、売上高340億円、営業利益39億円へ引き上げた。25年11月と26年4月の2度の値上げに加え、サラダバーやドリンクバーの刷新、4月に子会社化した食肉加工会社の業績寄与が背景にある。年間配当も21円から30円へ増額。
原材料高や人件費高が続くなか、値上げをしながら客数を落とさず増収増益を実現した事例は、多くの経営者にとって励みになるニュースではないでしょうか。
大手チェーンが度重なる値上げと原価改善、さらにM&Aによる原材料調達力の強化を組み合わせて過去最高益を更新する動きは、外食業界全体のコスト転嫁戦略の一つの成功例として位置づけられます。値上げ後も既存店売上高が前年を上回った点は、価格改定の妥当性を判断する材料として業界内で注目されています。
値上げの幅やタイミングを段階的に設定し、体験価値の向上(メニューやサービスの刷新)とセットで打ち出すという方法もあります。また、自社での原材料調達力強化のために仕入れ先との連携やM&Aを検討する道、あるいは規模の小さい店舗ではまず既存店の魅力向上や口コミ施策から着手するという選択肢も考えられます。
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