マイナビが「2026年7月度アルバイト・パート平均時給レポート」を発表。全国平均時給は1,297円で前年同月比14円増、警備・清掃・ビル管理は2カ月連続で最高額を更新した。三大都市圏の平均時給は1,333円(前年同月比12円増)で、飲食・フードや警備・清掃・ビル管理などが調査開始以来の過去最高額を記録。エリア別では中国・四国が1,208円(前年同月比48円増)と7エリア中最大の伸びを示した。副首都指定に意欲を示す都道府県では群馬県が62円増、広島県が47円増と目立つ結果となった。
人件費の上昇を肌で感じている経営者にとって、また最高額更新というニュースは複雑な気持ちになるかもしれません。採用の現場で数字以上の苦労を重ねている方も多いはずです。
今回のレポートでは飲食・フード業態の時給が三大都市圏で過去最高額を更新しており、人材確保のための賃金上昇圧力が引き続き強いことが数字で裏付けられています。エリア別でも上昇幅にばらつきがあり、地域によって採用競争の激しさが異なる構造が見て取れます。
時給を単純に引き上げるだけでなく、シフトの柔軟性や職場環境の改善など非金銭的な魅力を高めるという道もあります。また、地域の時給相場を定期的に確認しながら、自店の求人条件を見直すという方法も考えられます。人手不足が続く業態では、業務効率化によって必要人員数自体を減らすアプローチを組み合わせる店舗も出てきています。