SAKIGAKEホールディングス(旧魁力屋)が、とんかつ業態をタイ・バンコクに初出店した。このとんかつ店は、2025年11月に発表し2026年1月に完了した「三田製麺所」運営会社エムピーキッチンホールディングスの買収(取得額50億円)で傘下に入った業態で、同グループはつけ麺のほかラーメンや餃子店も抱えていた。ラーメン専業からのM&Aで多業態を取り込み、海外展開の駒として活用する動きが具体化した形。
買収したブランドをどう生かすか、頭を悩ませている経営者は多いはずです。自社の看板業態ではない『おまけ』のような存在に、海外展開という新しい役割を見出せたのは嬉しい驚きだったのではないでしょうか。
ラーメンチェーンが競合ひしめく国内市場でのシェア拡大に限界を感じ、M&Aで多業態を取り込む動きが目立っています。買収で得た周辺ブランドを海外の切り口で再活用するのは、単独業態では出しにくかった成長機会を引き出す一手といえます。
買収した非主力ブランドは国内で温存する道もあれば、海外の空白市場に先に投入して試す道もあります。また、主力ブランドを国内で守りつつ、周辺ブランドを実験台として海外進出のリスクを分散させるという考え方も選択肢になります。
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