8月13日発表の決算速報によると、すかいらーくグループのしんぱち食堂は連結利益が前年比20%増と好調だった一方、一風堂を展開する力の源ホールディングスは国内・海外ともにコスト増が響き、利益が半減した。同時期には8社の決算が公表されており、大手外食チェーンの間で明暗が分かれる結果となっている。
同じ外食大手でも数字にこれだけ差が出ると、自店の状況と照らし合わせて不安になる経営者も多いはずです。特に一風堂のようにコスト増で利益が削られる話は他人事ではありません。
物価高や人件費上昇が続く中、コスト管理の巧拙が業績を左右する構図が大手チェーンの決算にも表れています。しんぱち食堂の増益と一風堂の減益は、同じ外部環境下でも収益構造の違いが結果を分けることを示しています。
原価や人件費の上昇分を価格転嫁で吸収する道もあれば、メニュー構成やオペレーションの見直しでコストを圧縮する道もあります。大手の決算動向を定点観測し、自店の原価率・人件費率と比較してみるという方法も考えられます。