
京都府の株式会社THANは2026年8月10日、京都タワービル北新館3階に新業態「創作居酒屋 あかり堂 京都駅店」をオープンする。看板は「京都八代目儀兵衛」の米を使い、注文後に土鍋で炊き上げる土鍋御飯で4種類を用意。和食・中華・イタリアンなど幅広いジャンルの創作料理とお酒を組み合わせ、お酒に合う料理を約40種類ラインナップする。立地は観光客の往来が多い京都駅・京都タワー直結という好立地である。
新業態を京都駅直結という一等地に出す決断には、相応の勝算と覚悟が伴っていることが伝わってきます。立地投資の大きさに身が引き締まる経営者も多いのではないでしょうか。
観光地の駅前立地では、地元客だけでなく観光客の一見客をどう取り込むかが業態設計の鍵になります。土鍋御飯という視覚的・体験的な看板メニューを軸に、和洋中の垣根を越えた創作料理でメニューの幅を持たせる構成は、多様な客層を取り込む狙いがあると考えられます。
看板メニューを一品に絞り体験価値で差別化する方法もあれば、幅広いジャンルの料理で間口を広げて客層を取りこぼさない方法もあります。立地の集客力に頼るだけでなく、リピーターを作る仕掛けを別途用意するという道も検討に値するでしょう。