
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と吉野家ホールディングスのグループ会社・吉野家ファーム福島(福島県白河市)は、水稲栽培を対象にしたスマート農業の共同研究「Smart Nexus Agri Project」を開始した。福島県白河市の水田約50ha・233枚を実証フィールドとし、栽培記録管理クラウドや水位・水温センサー、自動給水ゲートなどを導入。情報共有の効率化や作業負荷軽減、収量向上を検証する。期間は2026年4月〜2027年3月で、同年9月末に収穫予定。背景には農業従事者の高齢化・担い手不足がある。
人手不足や原材料の安定調達に頭を悩ませる飲食店経営者にとって、生産現場の省力化の取り組みは他人事ではないと感じる方も多いのではないでしょうか。
外食大手が自社グループの農場でスマート農業を実証するのは、原材料調達の川上まで踏み込んで持続可能性とコスト・品質の安定を図る動きの一つと位置づけられます。人手不足や気候変動の影響を受けやすい一次産業と外食の接点が改めて注目されています。
すぐに大規模な農業投資は難しくても、仕入先との情報共有をデジタル化する、地元生産者と長期的な契約関係を築くといった小さな一歩から始める道もあります。また、こうした大手の実証結果を注視し、将来的な原材料調達戦略の参考にするという選択肢も考えられます。
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