
名古屋発祥の和食ファミリーレストラン「サガミ」を展開するサガミレストランツ(愛知県名古屋市)が、群馬県高崎市に「サガミ高崎矢中店」をオープンした。1975年創業で現在19都府県に170店舗を展開する同社は、今年3月に太田市で群馬県初進出を果たしたばかりで、高崎店は県内2店舗目となる。113席・駐車場45台の規模で、そば、きしめん、みそ煮込みうどん、すし、天ぷらなど和食メニューを展開し、開店から1カ月で集客を伸ばしているという。
地元で長く親しまれてきた立地に、県外資本の和食ファミレスが出店してくると聞くと、周辺の飲食店経営者は気になるところだと思います。特に同じ和食・麺類を扱う店にとっては動向を注視したいニュースです。
サガミレストランツは19都府県170店舗を展開する中堅チェーンで、群馬県には今年3月に初進出したばかり。半年ほどで2店舗目を出すスピード感は、同社が北関東エリアへの出店余地を大きいと見ている表れと考えられます。地方都市への和食ファミレス業態の進出が続く動きの一例と言えます。
近隣の同業態店は、そば・うどん・すしなど重複するメニューの強みを再点検し、価格や品質での差別化を図るという道もあります。また、チェーン店にはない地域密着のサービスや個性的なメニュー開発で顧客の選択肢を広げるという方向性も考えられます。しばらくは周辺の客足や口コミの変化を観察しながら対応を検討する道もあるでしょう。