千葉県鎌ケ谷市の駅前複合施設「ekubo京成 新鎌ケ谷」に一風堂・くら寿司・ロイヤルホストなど飲食12店舗が集結し、大阪の天王寺ミオでも新規5店舗が開業する。一方で仙台の路面焼肉店や札幌の老舗中華、四日市の中華食堂は閉店・撤退を進めている。トリドールHDは衛星データとAIで出店用地を探索し、くら寿司はタイに合弁で現地法人を設立、ゴンチャは米ベインに買収された。この記事を読むと、大手チェーンが駅前・商業施設・海外市場をどう狙って出店を加速させているかが分かる。また、閉店がどれほど静かに、時に告知なしで進むのかも見えてくる。急拡大した業態が一転して閉店ラッシュに向かう構造や、倒産件数が過去最多となったラーメン・焼肉業態の原因の違いも整理できる。出店と閉店が同時多発するこの1週間の動きは、規模の差だけでなく情報発信力の差が経営に与える影響を映し出している。
駅前や商業施設に大手が一斉出店するのはなぜか
鉄道会社や商業デベロッパーが主導する駅前再開発は、知名度の高いナショナルチェーンを同時に集めることで施設全体の求心力を高める狙いがある。新鎌ヶ谷駅直結の「ekubo京成」には一風堂・くら寿司・ロイヤルホストなど飲食12店舗が集結し、天王寺ミオでも8〜9月に新規5店舗が開業する。
