
帝国データバンクによると2026年1月〜6月の外食業倒産件数は473件で、前年同期を上回り過去最多を更新した。背景には慢性的な人手不足と人件費高騰があり、個人・中小零細が多い飲食店は特に影響を受けやすい。加えて4月から外国人材の在留資格「特定技能1号」の新規受け入れが制限され、貴重な戦力だった外国人労働者の確保がさらに難しくなっている。ココイチなど大手チェーンでも利益減が報じられ、業界全体が厳しい生存競争を強いられている状況が浮き彫りになった。
人手が足りない中でなんとか店を回している経営者の方にとって、外国人材という選択肢まで狭まるのは相当な痛手だと感じます。倒産件数の数字を見るたびに、他人事ではないと不安になる方も多いのではないでしょうか。
人件費高騰と人手不足はもはや個別店舗の努力だけでは吸収しきれない構造的な課題になりつつあります。特定技能1号の受け入れ制限は、外国人労働力に依存してきた外食業界の人繰りに直接影響し、大手チェーンの利益にも波及している点が今回のニュースの特徴です。
人件費の上昇分を価格転嫁で吸収する道もあれば、業務のオペレーションを見直して省人化・効率化を進める道もあります。また特定技能2号への移行支援や、他の在留資格・雇用形態の活用を検討するという選択肢も考えられます。