
SANKO MARKETING FOODSは、Uber Eats・menu・出前館・ロケットナウなどで展開するフードデリバリー事業の店舗数が110店舗を突破したと発表した。『アカマル屋』『東京チカラめし』などの既存飲食店の厨房を活用し、デリバリー専門ブランドを含む全30ブランドを多ブランド・多業態で展開している。コロナ禍を契機としたデリバリー需要拡大を受け、既存店舗のリソースを転用する形で事業を拡大してきた経緯がある。
既存の厨房設備や人員をどう有効活用するか、多くの店主が頭を悩ませているテーマだと思います。空き時間や遊休スペースを収益化したいという悩みに直結する事例です。
1つの厨房から複数ブランドを配信するゴーストレストラン的な手法は、コロナ後も定着しつつある業態戦略の一つです。既存店の稼働率を上げる手段として、大手チェーンが先行して仕組み化している構図が見えます。
自店の厨房設備を使って別ブランドのデリバリーメニューを追加するという道もあれば、既存メニューの一部をデリバリー専用に再編集するという道もあります。まずは小規模なテスト展開から始めて、需要と採算を見極めるという選択肢も考えられます。