
大阪市の株式会社N・Iが運営する「北海道海鮮 にほんいち 本町店」が、2026年8月6日から8月31日までの期間限定で「河豚の一味焼き」と「河豚の唐揚げ」を提供する。一般に冬の味覚とされるふぐだが、今回使用する真ふぐは夏から秋にかけて旬を迎える魚種であり、焼きと揚げという異なる調理法で味の違いを楽しめる構成にしている。鍋やてっさなど冬のイメージが強いふぐを、季節外の商品として打ち出す施策となっている。
季節商品は当たり前を疑うところから新しい売上の芽が生まれる、と感じさせるニュースですね。既存イメージに縛られず商品を組み立てる工夫に共感する経営者も多いはずです。
ふぐは冬の味覚という強い固定観念があるため、夏場は集客の谷になりやすい業態です。今回の事例は、真ふぐの実際の旬という事実を切り口に、閑散期対策としての期間限定メニューを打ち出した位置づけと言えます。
自店の看板食材について「本当の旬」を調べ直し、通年商品化やオフシーズン限定メニューにつなげるという道もあります。また調理法を変えるだけで同じ食材から複数のメニューを生み出し、期間限定感を演出するという工夫も選択肢になりそうです。