
徳島県は8月10日から11月15日まで、県内および関西5府県(大阪・兵庫・京都・滋賀・和歌山)の参加飲食店で「食の宝島とくしま飲食店メニューキャンペーン」を開催。徳島県産食材を使ったメニューを食べてInstagramに投稿すると、抽選で50名様以上に阿波牛やホテルランチなどの賞品が当たる仕組み。応募締切は11月22日。自治体が食材PRと参加店舗の販促を同時に狙う取り組みで、県境を越えて関西圏の店舗を巻き込んでいる点が特徴。
地域食材を使ったメニューが注目される機会は、参加店舗にとって新規客との接点づくりの好機と言えます。SNS投稿を絡めた仕掛けは、費用をかけずに情報が広がる可能性があるため、気になる経営者も多いのではないでしょうか。
自治体主導の食材PRキャンペーンは、生産者支援と飲食店の集客を同時に狙う手法として各地で定着しつつあります。今回は県内にとどまらず関西圏の飲食店も参加店舗に含めており、広域での消費拡大とブランド認知向上を狙う構造になっています。
こうした自治体キャンペーンへの参加は、SNS露出や新規客獲得のきっかけとして活用する道もあります。一方で、期間限定メニューの原価管理や在庫調達の負担も生じるため、参加コストと得られる効果を見極めて判断する道もあります。他の自治体の同様施策の動向を注視しながら、自店の商圏に合う機会を選んで活用するという方法も考えられます。