
福岡空港の国内線ターミナルに直結する新複合施設「TABISIA」が2027年夏に開業する。総事業費は約450億円。4階には44店舗からなるアジア系飲食ストリート「ASIYONG」が展開され、日本初上陸となる7ブランドの出店も明らかになった。空港商業はこれまで搭乗客のついで購入が中心だったが、今回の計画は地元客をも呼び込む「目的地型」施設への転換を示す事例として注目される。
空港という特殊な立地に、これほど大規模な飲食街ができると聞くと、地元の飲食店経営者としては期待と同時に少し身構えてしまう気持ちもあるのではないでしょうか。
空港商業はこれまで搭乗客の“ついで買い”が主戦場でしたが、今回のTABISIAは地元客も呼び込む目的地型施設への転換を象徴する事例です。44店舗規模かつ日本初上陸ブランドを含むアジア飲食街が誕生することで、周辺エリアの飲食需要や人材争奪にも影響が及ぶ可能性があります。
周辺で営業する店舗にとっては、新施設との差別化を図る方向性もあれば、逆に送客や提携を模索する道もあります。また、今後増えるであろう空港直結型・目的地型商業施設の動向を注視し、自店の立地戦略や商品企画に活かすという考え方も一つの選択肢です。
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