外食・中食市場調査を手がけるサカーナ・ジャパン(旧エヌピーディー・ジャパン)が、レシートデータをもとにした最新レポートを公表した。2025年と2024年を比較し、ファミリーレストランでドリンクバーの利用を減らした利用者の一部が、牛丼など低価格帯のファストフード店へ流出している傾向がみられるという。同社は『CREST』『フードサービスレシートトラッキング』といった調査サービスを提供しており、消費者の外食・中食行動の変化を継続的に分析している。詳細な流出入の規模や要因については添付資料で示されている。
ドリンクバー目当ての長居客が減っているように感じている方も多いのではないでしょうか。データで裏付けられると、やはりという納得感がありますね。
ファミレスの定番サービスであるドリンクバーの利用が減少し、より低価格・時短志向の牛丼ファストフードへ客が流れているというのは、外食市場全体の価格・時間感度の高まりを示す構造変化と捉えられます。単なる一業態の話ではなく、業態間の顧客の綱引きが起きている可能性があります。
ドリンクバーの価値を見直し、単価や提供体験を再設計するという道もありますし、逆に短時間・低単価メニューを強化してファストフード層を取り込むという道もあります。自店の客層データを見ながら、どちらの流れに乗るかを検討する余地がありそうです。