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すかいらーく、宅配専用店を新設 27年の食品減税見据え自宅需要を先取り

日本経済新聞
2026年8月13日 飲食note
すかいらーく、宅配専用店を新設 27年の食品減税見据え自宅需要を先取り

すかいらーくHDは、宅配・持ち帰り専門の「ゴーストレストラン」を開設すると発表した。2027年4月に食料品の消費税減税が始まると、店内飲食は税率が変わらない一方、宅配・持ち帰りは減税対象となるため、自宅での食事需要が増えると想定している。「ガスト」や「バーミヤン」など複数ブランドのメニューを一度に注文できる仕組みで運営し、東京都を皮切りに首都圏や都市部で複数店を出店する。ファミリー層や共働き世帯が多い地域を出店先として検討している。コロナ禍の2021年にも同様の業態を運営した経験があり、今回はメニュー構成や調理機器を見直して配達時間を短縮する。既存店舗でも宅配・テイクアウトの販売を強化する方針。

フクタンのひとこと

店内客が減っても宅配・テイクアウトでなんとか売上を保っている経営者にとって、大手が制度変化を先取りして専用業態を作る動きは気になるニュースではないでしょうか。

2027年の食品減税で店内飲食と宅配・持ち帰りの税率差が生まれることを見越し、すかいらーくは店舗を持たない宅配専門店を用意することで需要の取りこぼしを防ぐ構えです。大手チェーンが制度変更を先取りして業態を整備する動きは、業界全体の宅配・持ち帰り需要の位置づけを変えていく可能性があります。

自店でも宅配・テイクアウト向けの専用メニューや価格設定を用意しておくという道もありますし、減税の対象範囲を踏まえて店内メニューとの差別化を検討する道もあります。既存の宅配プラットフォームとの連携を見直し、配達時間や商品構成を改善するという選択肢も考えられます。

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