
吉野家ホールディングスがラーメン事業への投資を強化している。M&Aを重ねて、牛丼の吉野家、うどんの「はなまる」に次ぐ「第3の柱」に育てる方針で、成瀬哲也社長は「世界一のラーメン提供食数の会社になりたい」と意気込む。同社は2027年2月期の連結純利益が前期比29%増の60億円になる見通しを8日に発表した。過去にはラーメン関連の買収先の収益化に苦戦した経緯があり、今回の投資に見合う利益を出せるかが問われている。
大手の動きとはいえ、牛丼・うどんに続く柱をどう育てるかという悩みは、規模の大小を問わず経営者に共通するテーマです。過去の失敗を踏まえて再挑戦する姿勢には学ぶところがあると感じる方も多いのではないでしょうか。
吉野家HDのような大手でも、M&Aによる新規事業の収益化は簡単ではないことが今回の記事から読み取れます。製販一体を掲げてラーメン事業を強化する動きは、外食業界全体で「複数業態・複数ブランド展開」が成長戦略の軸になっていることを示す一例といえます。
自社で新業態を育てる道もあれば、M&Aで既存ブランドを取り込む道もあり、どちらにも収益化までの時間とリスクが伴います。既存の強みを生かした関連領域への展開を検討する、あるいは特定分野に資源を集中させるなど、規模に応じた選択肢を比較してみる価値がありそうです。
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