外食チェーンを展開するアトム(東証S)は11月6日、27年3月期第2四半期累計(4-9月)の営業損益が2600万円の黒字に浮上したと発表した。前年同期は1億8500万円の赤字だった。通期計画9億3000万円に対する進捗率は2.8%。直近3カ月(7-9月期)の営業利益は前年同期比3.0倍の4億9100万円となり、売上営業利益率は2.1%から6.1%に改善した。通期計画を据え置いたことで、下期(10-3月期)の営業利益は前年同期比4.3倍の9億0400万円になる計算となる。
赤字体質から黒字転換というニュースは、同じように原価や人件費の上昇に苦しんできた経営者にとって励みになる話ではないでしょうか。地道な収益改善が数字に表れる瞬間は、どの規模の店でも励みになります。
外食チェーン各社は原材料高や人件費上昇への対応を迫られてきましたが、今回のアトムの決算は、売上営業利益率が2.1%から6.1%へと大きく改善したことが示す通り、価格改定やコスト構造の見直しが実を結び始めている事例と位置づけられます。通期計画を据え置いたままの黒字浮上は、下期にさらなる収益拡大を見込んでいることを意味します。
こうした好転の背景には、メニュー価格の見直しや店舗オペレーションの効率化など複数の要因が重なっている可能性があります。自店の収益構造を見直す際は、値上げ一辺倒ではなく、原価管理の精緻化や人員配置の最適化を組み合わせて検討するという道もあります。他チェーンの決算動向を定点観測し、業界全体のコスト環境の変化を把握しておくというやり方も有効です。
恵那市の人気焼肉店が新業態「しゃぶしゃぶ はまびより」を11月末オープンへ
コロワイド上期最終益30%減、7-9月期は93%減益と急失速
「和食さと」「京樽」運営のSRSHD登壇、外食業界のDX事例を学べる無料オンラインセミナー11月24日開催飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食経営者のためのメディアです。無料会員になると、自分の業態を選んで関係するニュースを前に出せます。
飲食noteを続けて読んでいただいています。無料会員になると、自分の業態を選んでその業態のニュースを前に出せて、気になるタグの新着もフクタンの解説つきで受け取れます。