7月、ドトール・エクセルシオールがブレンドコーヒーSを280円から300円へ値上げした一方、同じ1か月でピングー・サンリオ・呪術廻戦・セサミストリート・ジェラートピケなど少なくとも6件のキャラクターコラボカフェが全国で相次いで開催された。原材料・物流・人件費の上昇という共通の外部要因を抱えながら、大手チェーンは値上げと話題性投資という一見矛盾する二つの手を同時に打っている。さらにサンマルクカフェの京都限定和スイーツやコメダ和喫茶おかげ庵の出店拡大など、観光客・インバウンド需要を狙った地域限定メニューも目立った。この特集では、7月に集中した値上げ・コラボ・地域限定という3つの動きを束ね、自店の価格戦略とメニュー開発にどう反映させるべきかを整理する。
なぜこの1か月、キャラクターコラボカフェがこれほど増えたのか
キャラクターIPを活用した期間限定カフェが、7月だけで少なくとも6件確認できた。ピングー45周年(東京ソラマチ)、サンリオの新キャラ企画「アフターパーティカフェ」(渋谷)、呪術廻戦5周年(横浜)、セサミストリートのホリデーメニュー、ジェラートピケ×PEANUTS第2弾、ポムポムプリン×抹茶館(名古屋)と、業態も規模も異なる企画が同時多発している。