9月23日から10月1日にかけて、かつやのフィリピン進出、サイゼリヤのマレーシア2号店開業、スシローの米国タイムズスクエア出店、ミスタードーナツの中国再進出など、大手外食チェーンの海外展開が相次いで報じられた。同時期に、塚田農場のコメ自社生産、幸楽苑の酒造会社子会社化といった原材料の内製化、マクドナルドのカスハラ対応の組織的な仕組み化も明らかになっている。この記事を読むと、大手チェーンがなぜ今そろって海外や内製化に舵を切っているのかが分かる。値上げによる客単価上昇がいつまで利益を支えられるのか、客数で伸びる企業と踊り場を迎える企業を分ける要因が何かも見えてくる。国内市場の構造的な変化に、規模を問わずどう向き合うべきかを考える材料になる。
なぜ今、外食大手は一斉に海外へ向かっているのか
かつやのフィリピン進出、サイゼリヤのマレーシア2号店、スシローの米国1号店、ミスタードーナツの中国再進出と、9月末だけで4社の海外出店ニュースが重なった。これは偶然ではなく、国内の人口減少と人件費上昇という共通の制約から逃れる動きだと考えられる。







