直近1か月は、居酒屋の倒産が過去最多ペースで年200件超えも視野に入ったという東京商工リサーチの調査結果が報じられる一方で、大手チェーンは値上げ、業態転換、メニュー刷新、新規出店を同時並行で進めていることが分かりました。焼鳥チェーン「エターナル」は410円への値上げ後も既存店売上が増加し、コロワイドは居酒屋をしゃぶしゃぶ専門店に転換、串カツ田中や村さ来、ときわ亭などは秋冬の新メニューを一斉投入しています。この記事を読むと、値上げが必ずしも客離れに直結しない理由、不振店舗を立て直す業態転換という選択肢の実際、そしてメニュー刷新・出店戦略が収益にどうつながるかが分かります。倒産件数の増加と大手の攻めの投資が同時に起きている今だからこそ、自店がどちらの流れに乗るべきかを見極める材料として読んでいただけます。
なぜ居酒屋の倒産が過去最多ペースになっているのか
居酒屋業態の倒産は、原材料費・人件費の上昇と価格競争が同時に進む構造的な薄利化が背景にある。東京商工リサーチの調査では、このペースが続けば年間200件を初めて超える可能性があると指摘されている。さらに消費税減税が実施された場合、価格戦略や経営体力の差から倒産がむしろ増えるおそれがあるという見方も示されている。









