7月28日から8月5日の1週間で、吉野家系「鶏吉」(大阪・摂津市)、鶏ヤロー運営の「すし鳥商店」(東京・北千住)、豊中の韓国料理店「mibi.」、神保町の「立ち中華 異」、キリンシティの「ソソギタテ」、米国発ホットドッグ「ピンクス」の日本上陸など、新業態のオープン報道が集中しました。一方で豚塊肉ステーキ「マロリー」31店舗、大衆酒場「フレンチマン」10店舗といった既存業態の拡大実績も同時に報じられています。この記事を読むと、今週相次いだ新業態が「既存の技術をそのまま横展開するタイプ」と「客層やターゲットをずらすタイプ」の2種類に分かれていることが分かります。またホットドッグという単品業態が過去に日本市場で苦戦した事例と比較しながら、新業態が定着するために必要な条件も見えてきます。次に何を仕込むかを考える前に、今週の動きを整理しておく価値があります。
なぜ今、新業態のニュースがこんなに集中したのか
今週報じられた新業態は、いずれも既存事業の「知見」や「客層」を土台にした派生展開だという共通点がある。鶏吉は既存人気店キラメキノトリの技術を継承し、すし鳥商店は既存の激安居酒屋業態からもう一段上の客層を狙った動きで、ゼロから業態を立ち上げたケースはほとんど見られない。
