8月19日から27日にかけて、マクドナルドの月見バーガーやびっくりドンキーの月見ハンバーグ、和食さとやうつけの秋限定メニューなど、外食チェーン各社が一斉に秋の季節限定商品を発表した。同じ週に、モスバーガーとシダックスフードサービスは冷凍食品市場への参入を発表し、ケンタッキーとほっともっとは低価格帯の新商品を投入している。この記事を読むと、なぜ各社が同じタイミングで季節メニューを揃えるのか、なぜ店舗の外に商品を出す動きが増えているのか、そして高単価メニューと低単価メニューが同時に増えている理由が分かる。商品開発は個店の思いつきで語られがちだが、実際には業界全体の競争構造の中で位置づけを考える必要がある一週間だった。
なぜ今、外食各社の秋メニューがこれほど集中するのか
季節の変わり目は最も来店動機を作りやすい時期だからこそ、各社が同じタイミングで商品を投入する。マクドナルドの月見ファミリー、びっくりドンキーの月見ハンバーグ、和食さとの秋のごちそうテイクアウトフェア、うつけの秋うどん、プレミアムカルビの秋デザート、JA全農のシークヮーサーフェアなど、業態も価格帯も異なる企業が同じ8月下旬に「秋・月見」を軸にした商品を並べている。
