今週はモスバーガーの冷凍食品参入「MOS Deli」、すかいらーくのゴーストレストラン展開、玉子屋の営業DX、そしてUber Eatsの手数料構造への行政の不信感など、外食企業が店舗の外へ収益源を求める動きが一気に表面化した。加えて家庭用冷凍庫の出荷が10年で3倍という消費者側のデータも重なり、外食・中食・内食の境界が崩れつつある実態が見えてくる。この記事を読むと、外食大手がなぜ今そろって小売・冷凍食品・ゴースト業態に動いているのかという背景、消費税の減税議論が外食を対象外とすることの経営インパクト、そしてデリバリー市場が薄利化する中でゴーストレストランがなぜ増え続けるのかという矛盾した構造が分かる。規模の大小を問わず、自店の収益源を店舗内だけに依存させていいのかを考えるきっかけになるはずだ。
なぜ外食大手が一斉に「店の外」に動いたのか
モスフードサービスの「MOS Deli」参入は単独の事業判断ではなく、業界全体で進む構造転換の一部だ。すかいらーくのゴーストレストラン参入、玉子屋の営業DX強化と合わせて見ると、外食企業が店舗という単一チャネルへの依存を減らそうとしている動きが同時多発的に起きていることが分かる。
