この1か月、スイーツ業態のニュースを並べると、実に多くの店がIPコラボや異業種コラボ、期間・店舗限定メニューを打ち出していることに気づく。サーティワンのポケモン30周年企画、ジェラートピケカフェのスヌーピー第2弾、パセラとおやつカンパニーのベビースターコラボ、渋谷4施設によるダンジョン飯フェア、そしてケンズカフェ東京やサンマルクカフェの店舗限定メニューまで、切り口は様々だが「限られた期間・場所でしか手に入らない」という設計は共通している。同時に、猛暑を背景にしたかき氷・ひんやり系の新商品ラッシュも目立った。なぜ今これほど多くの店がコラボと限定に頼るのか、そしてその手法は本当に自店の売上に効くのか。今月の動きを横断的に読み解き、規模の大小を問わず活かせる視点を整理する。
なぜ今、スイーツ業態はこれほど「コラボ」に頼るのか
コラボは開発コストを抑えながら話題化できる手段だからだ。サーティワンのポケモン30周年企画やジェラートピケカフェのスヌーピー第2弾、パセラとおやつカンパニーのベビースターコラボ、渋谷4施設のダンジョン飯フェアなど、今月だけでも大小さまざまなコラボ事例が確認できた。自社だけでゼロから新商品を開発し訴求するより、既存の人気キャラクターやブランドの認知力を借りた方が、限られた開発期間と予算でも話題を作りやすい。