9月28日〜10月16日の喫茶店・カフェ業態では、コメダ珈琲と老舗「千房」のお好み焼バーガー、ドトール・日レスHDの客単価戦略による大幅増益、一方でコメダの卸売上の伸び悩みなど、値上げとコラボが同時並行で進んだ1か月でした。ほうじ茶やハロウィンをテーマにした季節限定メニューが各社から相次いで投入される一方、nana's green teaのテイクアウト特化新業態や銀座ルノアールの新店、抹茶ブランドMATCHAMONの急拡大など、出店・業態戦略の動きも目立ちました。この記事を読むと、値上げが利益に結びつく店とそうでない店の違い、季節限定メニューが埋没せずに効く条件、そして出店・業態展開の分岐点が具体的に分かります。原価と客数の両方に揺さぶりがかかる今、自店がどちらの方向を取るべきかを考える材料になるはずです。
なぜ「値上げ」が利益に直結する店とそうでない店に分かれるのか
ドトール・日レスホールディングスの2027年2月期中間決算は、売上高857億3600万円(前年同期比7.5%増)に対し営業利益は73億8400万円(38.1%増)と、利益の伸びが売上の伸びを大きく上回った。高単価商品の投入とドトールコーヒーの価格改定、キャッシュレスキャンペーンによる新規・リピーター獲得が組み合わさり、既存店売上はドトールコーヒーグループで3.1%増、日本レストランシステムグループで2.7%増という結果につながっている。








