10月、銚子丸が上期経常利益32.9%増という好決算を発表する一方、スシローは養殖事業参入や自社ブランド魚「富士山はまち」投入を進め、くら寿司は客単価2倍の高級業態「無添蔵」を都心で拡大すると発表した。同時にスシロー・くら寿司はコラボ企画やIP連携での集客施策も続け、松屋フーズの「すし松」のように低価格帯で新規参入する動きもあった。この記事を読むと、低価格競争から距離を置いて利益を伸ばす企業がどんな共通点を持つか、大手が仕入れの不安定さにどう対処し始めているか、そして客単価を上げる施策と販促イベントがどう使い分けられているかが分かる。原価高・人件費高が続く中、どちらの方向で自店の収益構造を立て直すかを考える材料になるはずだ。
なぜ銚子丸は物価高の中で増益を続けられるのか
銚子丸は27年2月期上期で経常利益が前年同期比32.9%増の13.3億円となり、通期計画の進捗率は68.9%と前年の62.7%を上回った(Yahoo!ファイナンス)。大トロ1貫540円、生うに軍艦1000円といった高単価ネタを軸に、低価格競争とは一線を画す価格設定を続けている点が特徴だ。








