8月11日から19日にかけて、松屋・スシロー・くら寿司・はま寿司・マクドナルド・スターバックスなど大手チェーンが一斉に季節限定メニューを投入した。松屋は2週に1度のペースで新商品を出し続け、スシローとくら寿司は本鮪中とろやうなぎを110円台で提供、はま寿司は産地限定ネタでフェアを組んだ。一方で海栄館やエクセルシオール カフェのように規格外食材を活用する動きや、味の素冷凍食品がAIで商品開発の「3つのない」を補う取り組みも見られた。この記事を読むと、大手チェーンがなぜ短サイクルで新商品を出し続けられるのか、高級食材を低価格で出す施策がなぜ個人店では模倣しにくいのか、規格外食材やAI活用が個店にとって現実的な選択肢になり得るのかが分かる。次々と限定メニューが生まれる今の状況を、自店の商品開発にどう落とし込むかを考える材料になるはずだ。
なぜ大手チェーンは2週に1度も新商品を出せるのか
スケールと専用の開発体制を持つことで、大手チェーンは短サイクルの商品投入を可能にしている。松屋は2週に1度火曜日に新メニューを投入するサイクルを定着させており、8月中も「うまトマハンバーグ定食」の期間限定復活、「焼肉丼」、高単価業態「松屋PREMIUM」の新商品を同時展開した。スシローやくら寿司も、食べログとの提携企画やうなぎフェアなど複数の商品開発ラインを並行して回している。
