10月1日〜9日の大手・チェーン動向を見ると、吉野家HDの営業利益30%増、スシロー既存店+6%、サイゼリヤ既存店+10.4%、ギフトHD既存店+3.1%・全店+25.8%といった好調組と、てんやの客単価アップ限界、ラーメン中堅の倒産増加という苦戦組がくっきり分かれています。同時に、丸亀製麺の下請法違反勧告、焼肉きんぐ運営元の1078万件個人情報漏えい、マクドナルド北海道の商品一時停止など、好調な大手にも別の火種が見えました。この記事を読むと、なぜ同じ外食業態でも業績がこれほど分かれるのか、好調な大手が内側に抱えるリスクは何か、そして中小・個店が今の二極化構造から何を学べるかが分かります。規模の大小にかかわらず、今の外食業界を読み解く上で欠かせない視点です。
なぜ大手チェーンの間でこれほど業績が分かれたのか
好調組と苦戦組の差は、値上げに頼らず客数を伸ばせたかどうかに集約される。サイゼリヤは既存店売上+10.4%のうち客数が+8.4%を占め、スシローも既存店+6%で客数・客単価とも前年超えだった。一方、てんやは客単価アップで客数減を補ってきた手法が8月・9月に効かなくなり、ラーメン業態でも中堅クラスの倒産が再び増えている。










